南オーストラリア州のDAMAが2019年7月1日からはじまります。
DAMAはTSSビザのプログラムの一つで、DAMAを使うことで今まで永住ビザの条件を満たせなかった人も永住権を視野にいれることが可能になるかもしれません。
南オーストラリア州のDAMAは2つのリストがあります。
Adelaide Technology and Innovation Advancement Agreement https://migration.sa.gov.au/upload/publications/Local-Employers/DAMA/Adelaide-Metro-DAMA-Occupation-List.pdf
このリストには貿易や宇宙産業、製造業、技術産業にかかわる60の職種があります。このリストを使うことができるのは、アデレードの市街部のみです。
South Australian Regional Workforce Agreement
https://migration.sa.gov.au/upload/publications/Local-Employers/DAMA/SA-Regional-Workforce-DAMA-Occupation-List.pdf
このリストは、農業や介護、医療、観光業、鉱業、建設業等114の職種があります。このリストは、南オーストラリア州全域で使うことが可能です。 職種によっては、下記の点で条件が緩く設定されております。
TSMITの基準
現在のTSMITによる最低給与は$53,900ですが、DAMAを使うと、10%低い$48,510でも条件を満たすことが可能になります。(すべての職種で基準が緩くなるわけではないです。)
語学力の基準
職種によっては、IELTS 4.5 (すべてのセクションで4以上)。他の英語の試験の場合は同等以上。
年齢の基準
永住ビザを申請するとき、年齢の上限が職種によっては、50歳未満または55歳未満。
雇用主の主な条件
• 12カ月以上南オーストラリアでビジネスをしている。
• スポンサーの義務を守り続けている。
• オーストラリア人や永住者から適任者を見つけることができない。
• 雇用条件は、オーストラリア人や永住者と同等のものである。
主なプロセス
1. 雇用主がDesignated Area Representative (DAR)にEndorsementの申請。
2. DARからレターを受け取った後、雇用主が移民局にDAMAの申請。
3. TSSのノミネーション申請。
4. ビザ申請。
費用
DARへのEndorsement、DAMAのAgreement申請は無料。
しかし、ノミネーション費やビザ申請料、SAF Levyは支払う必要あり。